ゾーンにはいる
Joel on Software,面白いです.凄く.そしてためになる.とりあえず,今32ページ.全然進んでない.
3章でジョエルテストというのがある.それに付いて.
- ソース管理してる?
- ワンステップでビルドできる?
- デイリービルドしてる?
- バグデータベースはある?
- 新しいコードを各前にバグを直している?
- アップデートされているスケジュールがある?
- 仕様書はある?
- プログラマは静かな環境で作業している?
- 手に入る最高のツールを使っている?
- テスタはいる?
- 採用面接の時にコード書かせてる?
- ユーザビリティテストはしてる?
Joel on Software P.23より引用
これは,原子力発電所向けソフトウェアが安全かどうかのチェックには使えないけども,まぁ簡単にソフトウェアチームのクオリティを評価できる,素敵な指標.ちなみに,Microsoftのような会社は,全部出来てるんだって.
この中で興味深かったのが*1,「プログラマは静かな環境で作業している?」ってところ.なんでも,知識労働者というのは「フロー」とか「ゾーン」とか呼ばれる,『作業に没頭し,周りの事を忘れる状態』に居る時に,もっとも生産性があるんだって.そりゃそうだよね.集中してなかったら生産性は落ちるよね*2.
で,そのゾーンとやらに入るのに,平均して15分ほどかかる.もちろんそれは調子がいいときで,「これから頑張るぞ」って状態で,15分.疲れてたりするとゾーンに入れない.
そしてそのゾーンに入っている状態から,何かの拍子に追い出されると,再びゾーンに入るのに30分かかるんだって.こりゃおっそろしい.
集中です,集中が大切なのです.「あ,この人はいまゾーンに入ってるな」と思ったら,できるだけそっとしておいてあげましょう*3.
よし,自分の生産性を上げるためにも,友達の生産性を上げるためにも,相手からメッセが繋がってこない限りはメッセしないようにするぞ.レポート中は.
さて,それではコレからゾーンに入りたいと思います.もし入れたとすれば,今日は恐らくRuby更新が適当になることでしょう.